江戸小紋フェア、はじまっております。
- 投稿日:2018.10.30
- カテゴリ: 職人さん・作家さん
こんにちは、昨日も今日も、雨が降ったりやんだり。
どうでもいいですが、移転して半年、地下街にいた時は、
外が晴れてるやら曇っているやら
何時ごろから暗くなっているやら
知らずに生きていましたが、窓の外が見えるというのはなかなかよいものです。
さて、はじまっております。
廣瀬染工場百周年
KOMON HOROSE 江戸小紋フェア
10/27㈯~11/4㈰
もうね、素敵です。江戸小紋におぼれる9日間。
そしてまもなく今週末には、四代目廣瀬雄一さんが来ます。
【廣瀬雄一さん在店予定】
11/3㈯ 15:00~19:00
11/4㈰ 13:00~16:00
廣瀬さんの江戸小紋。
目にして思うことには、やはり、染めものは「色」ですね。
江戸小紋、というと
一般的にはまあ決まった感じの柄と渋い色合いが並びがちなイメージですが
廣瀬さんにかかると、こんなにクリア。ときめくキレイ色。
地味になりがちなグレー系の色も、濁らずキレイ。
上品なベーシックながら、都会的でお顔写りもキレイな色。
とくに、ブルー系は本当に絶妙にいいなあ、と思います。
柄も本当に、見ていて飽きないバリエーション。
上品古典系ももちろんのこと
なんといっても、女子ごのみなのは
大正・昭和初期ペーズリー、アールヌーボー調のこのあたり。
くるくるに弱い皆さま(私もふくめて)イチコロです。
このあたりは古い図案、こんな色で染められた日には、たまりません。
そしてそして
最近の廣瀬さんぽいなー、と私が思っているのは
江戸っぽくもモダンな幾何学。
このコーディネートで、どなたか着ていただけません???
鮫に重ねたよろけ縞。
縞って、シャープでかっこよくなりすぎることがありますが
小紋=やわらかいきもの、染めの着物。
織物と違ってクールすぎず、江戸っぽくも女っぽい、洒落た着物だなあ、と思うのです。ああ素敵。
黒の地に、様々な縞を水玉で抜いた染帯も、なんとおしゃれ。
古典って、モダンです。
この籠目の染帯も
シャープなようでいて揺らぎのある線が、江戸っぽく潔くも色っぽい。
とまあ、ひとつひとつご紹介していてもきりがないので、見にいらしてください。
ちなみに、ストールも人気。
着物と同じように型紙を置いて、一枚一枚染めています。
シルクカシミヤ、薄くて暖かくて、極上の肌触り。
廣瀬雄一さんが来る2日間、
ぜひ、作り手である職人さんの生の声を聴きにいらしてくださいませ。
また、直接、お好きな柄と色での別注のご相談いただけます。
ぜひぜひ、ご来店くださいませ。
※ 別注のご相談をご希望の方は、事前にご一報いただけると助かります。
※ 11/3㊏・4㊐の2日間、どなたでもご来店いただけますが、廣瀬雄一さんとのお話は別注ご相談のお客様を優先させていただく場合がございます。混雑の場合はご容赦くださいませ。
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キモノハナ おあつらえ
札幌市中央区南1西5-6-3 CUTEビル2F
【定休日】毎週木曜日・第一第三火曜日
【営業時間】11:00~20:00(月曜日13:00~/日曜日~19:00)
℡(011)522-8736